空を飛ぶ夢。また過去の「飛ぶ夢」に関する覚書。


 私は小学生。学校の帰り道。後ろに曽我さん(仮名)達が歩いているのが見える。原っぱや田んぼの脇の近道を通って帰ることにする。なんとなく足で歩くのをやめ、手で歩く事にする。(私は夢の中で「手で歩く(走る)」という行為をたまに行うらしい。id:taoyameburi2002:20050905 参照)
 そのうち勢いがついてきて、手が空をかき、しだいに私は空中を歩き始めた。あまり調子こいていると地面に落っこちるので、ゆっくり進む。

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 夢占いで、空を飛ぶ夢は〜を表す、歯が抜ける夢は〜を表すなどという。そんな定番の夢(?)を見る人なんているのか?と、ずっと疑問に思っていた。
 思い返せば私や周囲の友人がもっとも破天荒で面白い夢を見ていたのは、中学生の頃だ。思春期のなせる業だろうか。私たちは「歯が抜ける、とかひたすら落ちる、とか、そんな単純な夢あるわけないだろう!」と憤った。だって私たちが知りたいのは、 <自宅にリンカーンが訪ねてきて“核戦争が始まった”と宣言。2億4千万の瞳(だっけ?題名ど忘れた)を歌う郷ひろみのバックに光るレーザー光線のように、家の中を縦横無尽に飛び交っている放射能が何故か目に見える。そんな中、赤外線レーダーを避けて宝石の元へ近づく泥棒のように放射能をよけつつ階段を上り、二階へ避難する> といった夢や、 <詳細は覚えてないが、星陵の松井(当時、ヤンキースでもジャイアンツでもなく。)とバカボンのパパが一緒に出てくる、ホノボノうれし楽しい> …という夢は、一体どういう解釈が出来るものか?なのだから。
 しかし、気が付けば私は割と空を飛ぶ夢を見ているかもしれない。飛ぶ、という言葉からピーターパンが飛ぶ様子や、ドラゴンボール舞空術を想像するから「そんな夢見ない」と考えていただけで、「空を歩く」「空を泳ぐ」とでも表現されるものが広義の「空を飛ぶ」と考えて良いならば、私はたまに空を飛ぶ夢を見る。
 私の夢の中では空を飛ぶという行為は特殊なものと認識されていない。自転車やスキーなど、「最初はちょっと苦労するかもしれない。でも一生懸命練習してコツさえつかめば、多くの人はまあ出来るようになるはず」といった類の行為と同種のものらしい。自らの体が浮く・飛ぶ、というよりは、「空気の層の塊を感じ取り、空気を踏みしめて歩く。」あるいは「空気の塊を手でかいて、空気を後ろに押し出して泳ぐ、進む。」といった状態である。高度は自在で高くも低くも飛べるが、あまり調子こいて高層ビルの上まで一気に行ったりスピード出し過ぎると危ないので(自転車やスキーと同じだ)、その辺ヤバイと思ったらセーブして安全運転を心がける、という感じだ。


 「空を飛ぶ夢」ってどういう意味だっけ?と検索していたら、「空を平泳ぎで飛ぶ」夢を見るという方に辿り着いた。たぶん私の「手で空気をかく」形態と似ているかな??ちょっとビックリした。トラックバック飛ばすのは大げさなので(なにぶん当日記は宣伝活動を全くしてない、やる気の無い日記ですので)メモ代わりに、はてブでリンクします。←これってこっそりしてることになるんだっけ。

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