探偵漫画


 コナンやら金田一やら、世間様では探偵漫画というのは人気が有るようだが(私は読まないが)、そういった謎解き漫画を読んでいる夢を見た。
 夢の漫画は、割と綺麗な線の可愛らしい絵柄。ちょっと狡い設定なのだが、主人公は「予感」を感じるという能力があるらしい。予感がするからといってそれが何の役に立つのやらとは思うが…。しょっちゅう「予感が!予感がしますう〜!」とか言っていた、プリンプリン物語ハカセみたいな感じなのだろうか?脇役っぽいな。
 なんだかんだあった挙句(なんだかんだの部分は忘れた)、ラストは「…そうさ!彼女の手を取った瞬間(とき)から、そんな予感がしてたんだ…!!」という台詞+それっぽいポーズで、大変安っぽくキメられていた。それで“はぁ?彼女の手を取った瞬間(とき)って何だっけ?”と思って、パラパラと最初のほうのページに戻ってみることにした。
 出だしは、何やらトラブルに巻き込まれたらしい女子高生を、探偵である主人公が助けるところから始まっている。“ふーん、この辺の事を言ってんのかしら>彼女の手”、と考えながら読み進める。すると、主人公を追いかけてくる存在が…。犬だ。でもただの犬ではない。主人公は建設会社の一人息子であり(この辺、時事問題が反映してる?)、後を継がせようといつも追いかけてくる爺やが、この犬らしい。「坊ちゃんは××建設の跡取!今日こそは逃がしませんぞ〜!」という叫び声を後ろに聞きつつ、女子高生を連れたまま、主人公と爺(犬)のカーチェイスがしばらく続く。車はそのうち、凍った湖の上を走り出し、女子高生がキャア〜と悲鳴をあげた…。
 ここで目覚め。