銭湯の恐怖


 銭湯に行った帰り際、番台近くでヘンなおっちゃんに絡まれる。志村けんの「ヘンなおじさん」の、愛嬌が無いバージョンみたいなおっちゃんだ。
 番台近くに居た5,6名の客は、しばしパニックになって逃げまどった。そのうち、おっちゃんは飽きたのか?どっかに消える。
 それはいいんだけど、そのおっちゃんを怖がって、年のころ40〜50くらいの、頭(髪型)が爆発した色黒のおばちゃんが、私の背中にぺったりと張り付いて離れない。文字通り、「しがみ付く」と言うより「張り付く」って感じ。妖怪チック。
 どうも気味が悪いんで、「もう、おっちゃん向こうに行っちゃったから大丈夫ですよ」と、引っ剥がそうとすると、何か気に障ったのか?逆切れされて怒られた。