重き荷を背負いて遠き道をゆく

 仏教か神道か、何かは分からないが、私は何らかの宗教の本山にお参りしてるようだ。三角柱状の山?に、らせん状に階段がついていて、その階段を登ってゆく。かなりの人数が一列になって登って行くところを見ると、多くの人に信仰されている教団のようだ。


 チベットのお寺なんかでは、壁や廊に取り付けられた筒状のモノ(マニ車)をぐるぐる回しながらお参りするみたいだけども。(マニ車=巻き紙状の経文が入った筒で、その筒を一回転すると1回経を読んだことになる。)おそらく、そのような意味合いのモノらしいんだけども、道すがら、一段毎に、紙の束と大小さまざまな岩が置いてあり、各1枚と1個ずつ貰いながら進んでゆく。

 当然、数段も登らないうちにすぐに手に余るようになり、山盛りの岩をひいひい言いながら運ぶ。かなり危険。
 案の定、バランスを崩して手持ちの岩を取り落とすやつが現れる。岩は砕かれながら山道を転がり落ちる。岩に当たって重傷者も出たようだ。


 ここから色々な事件が起こり、私は探偵として活躍した。
 が、ここからが面白かったのに詳細を忘れた。